同じ油でも、含有している脂肪酸の比率は違い、パーム油やココナッツ油は、飽和脂肪酸が80%以上を占め、なたね油やひまわり油では、比率は10%以下です。脂肪酸は、色々な酸の総称になりますが、性質によって分類されており、栄養所要量では飽和脂肪酸、一価脂肪酸、多価脂肪酸を3:4:3で摂取することが推奨されています。
酸のなかでも、注目されている、オレイン酸・リノール酸・リノレン酸について比較しています。
オレイン酸は、悪玉コレステロールを除いて動脈効果や心臓病、高血圧を予防や胃酸過多や胃潰瘍を防ぐ、便秘を予防など効果・オリーブオイルなどが代表的です。
リノール酸は、血中コレステロールを下げる効果(過度の摂取はアレルギーを悪化させたり、大腸癌などのリスクがあるとも言われています)なたね油に多く含まれています。
αリノレン酸は、体内で合成や蓄積をすることができずない食事から摂取する必要のある必須栄養素で、
血中の悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを増やしたり、ガンの発生や増殖を抑制する効果があるとされています。 |